米国食品医薬品局が、高頻度マイクロサテライト不安定性またはミスマッチ修復機構欠損を有する未治療の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸がん患者の治療としてオプジーボ®とヤーボイ®の併用療法を承認
本資料は、小野薬品工業と戦略的提携契約を締結しているブリストル マイヤーズ スクイブが2025年4月8日(米国現地時間)に発表した英語原文のプレスリリースを和文抄訳として提供するものです。和文抄訳の内容につきましては、英語原文が優先されます。
英語原文のプレスリリースは、https://www.bms.com/media/press-releases.html をご覧ください。

本資料は、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社が2025年4月8日に発表しましたプレスリリースの和文抄訳であり、
内容につきましては英語原文が優先されます。
米国食品医薬品局が、高頻度マイクロサテライト不安定性またはミスマッチ修復機構欠損を有する
未治療の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸がん患者の治療として
オプジーボ®とヤーボイ®の併用療法を承認
- 本承認は、オプジーボとヤーボイの併用療法が、ファーストライン治療において、化学療法と比較して病勢進行または死亡のリスクを79%低減し、全治療ラインにおいて、オプジーボ単剤療法と比較して同リスクを38%低減した第Ⅲ相CheckMate -8HW試験に基づいています 1。
- 本承認は、処方箋薬ユーザーフィー法 (PDUFA)に基づく審査終了の目標期日より2カ月以上前倒しされました。
(ニュージャージー州プリンストン、2025年4月8日)-ブリストル マイヤーズ スクイブ(NYSE:BMY/本社:米国ニューヨーク/CEO:クリス・バーナー)は、本日、米国食品医薬品局(FDA)が、同局が承認した検査により測定された高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-H)またはミスマッチ修復機構欠損(dMMR)を有する治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸がん(mCRC)成人患者および12歳以上の小児患者のファーストライン治療として、オプジーボ®(一般名:ニボルマブ)とヤーボイ®(一般名:イピリムマブ)の併用療法を承認したことを発表しました 1。本承認は、MSI-HまたはdMMRを有するmCRC患者を対象とした免疫療法薬として最大規模の第Ⅲ相試験(n=839)であるCheckMate -8HW試験に基づいています。本試験では、全治療ラインにおいてオプジーボとヤーボイの併用療法(n=354)をオプジーボ単剤療法(n=353)と比較評価し、ファーストライン治療においてオプジーボとヤーボイの併用療法(n=202)を治験担当医師が選択した化学療法(n=101、ベバシズマブまたはセツキシマブとの併用または非併用によるmFOLFOX-6またはFOLFIRI)と比較評価しました 1。本試験において、オプジーボとヤーボイの併用療法は、2つの主要評価項目である、全治療ラインにおけるオプジーボ単剤療法と比較した盲検下独立中央評価委員会(BICR)の評価による無増悪生存期間(PFS)、およびファーストライン治療における化学療法と比較したBICRの評価によるPFSを達成しました 1。今回の承認は、FDAによるこの申請に対するブレークスルーセラピー指定および優先審査の対象への指定を受けて審査が行われ、処方箋薬ユーザーフィー法 (PDUFA)に基づく審査終了の目標期日であった6月23日より2カ月以上前倒しされました。
CheckMate -8HW試験の治験担当医師であり、USCノリス 総合がんセンターの研究プログラム副部長兼消化器がん研究プログラム責任者であるHeinz-Josef Lenz(M.D.)は、次のように述べています。「MSI-HまたはdMMRを有する未治療の治癒切除不能なmCRCは、悪性度が高く特に治療が困難とされるがん腫であり、免疫療法薬2剤による併用療法をはじめとする新たな治療選択肢に対するアンメットニーズが存在しています 2,3,4,5,6。CheckMate -8HW試験で示された意義のあるアウトカムは、ニボルマブとイピリムマブの免疫療法薬2剤の併用療法による治療の開始によって、良好な生存ベネフィットをもたらす可能性を示すものです 1,5。今回の承認は、この型の結腸・直腸がん患者さんに対する従来の治療法を大きく変える可能性を秘めています。」
CheckMate -8HW試験では、全治療ラインにおける免疫療法未治療の患者において、オプジーボとヤーボイの併用療法群は、オプジーボ単剤療法群と比較して、病勢進行または死亡のリスクを38%低減しました(ハザード比[HR]:0.62;95%信頼区間[CI]:0.48-0.81;P=0.0003) 1。主要評価項目であるPFSについては、PFS中央値はオプジーボとヤーボイの併用療法群で未達(95% CI:53.8-推定不能[NE])、オプジーボ単剤療法群では39.3カ月でした(95% CI:22.1-NE) 1。また、12カ月、24カ月および36カ月時点のPFS率でも、オプジーボ単剤療法群と比較して、オプジーボとヤーボイの併用療法群で高い割合が示されました(オプジーボとヤーボイの併用療法群でそれぞれ76%、71%、68%、オプジーボ単剤療法群でそれぞれ63%、56%、51%) 1。オプジーボとヤーボイの併用療法群とオプジーボ単剤療法群のPFS率のカプラン・マイヤー(KM)曲線は、2カ月から両群の早期乖離が始まり、3年時点でも乖離が持続しました 1。また、本試験では主な副次評価項目であるBICRの評価による奏効率(ORR)も達成し、オプジーボ単剤療法群と比較して、オプジーボとヤーボイの併用療法群で良好なORRが認められました(オプジーボとヤーボイの併用療法群n=296、71% vs オプジーボ単剤療法群n=286、58%;P=0.0011) 1。患者の10%以上で最も多く発現した原因を問わない副作用(AR)のうち、グレード3~4のARの発現率は、オプジーボとヤーボイの併用療法群とオプジーボ単剤療法群で同等でした1。免疫療法薬2剤による併用療法の安全性プロファイルは、これまでに報告されたデータと一貫しており、認められたARは確立されたプロトコールによって管理可能であり、新たな安全性シグナルは認められませんでした 1,5。その他の安全性情報は、米国での オプジーボ の全処方情報をご参照ください。
CheckMate -8HW試験のオプジーボとヤーボイの併用療法群と化学療法群の比較では、ファーストラインの患者において、併用療法レジメンは、化学療法と比較して、病勢進行または死亡のリスクを79%低減しました(HR 0.21;95% CI:0.14-0.32;P<0.0001) 1。主要評価項目であるPFSについては、PFSの中央値はオプジーボとヤーボイの併用療法群で未達であり(95% CI:38.4-NE)、化学療法群では5.8カ月でした(95% CI:4.4-7.8) 1。また、12カ月および24カ月時点のPFS率でも、化学療法群と比較して、オプジーボとヤーボイの併用療法群で高い割合が示されました(オプジーボとヤーボイの併用療法群でそれぞれ79%、72%、化学療法群でそれぞれ21%、14%) 1。オプジーボとヤーボイの併用療法群と化学療法群のPFS率のKM曲線は、3カ月から両群の早期乖離が始まり、2年時点でも乖離が持続しました 1。
オプジーボとヤーボイの併用療法は、MSI-HまたはdMMRを有するmCRC患者において、オプジーボ単剤療法および化学療法と比較して有意な有効性を示した最初の免疫チェックポイント阻害薬による併用療法となります 1,5。
オプジーボとヤーボイの併用療法の「警告および注意」には、次の事象が含まれています:重篤かつ致死的な免疫介在性副作用(肺臓炎、大腸炎、肝炎および肝毒性、内分泌障害、腎炎および腎機能障害、皮膚関連副作用、その他の免疫介在性副作用を含む)、輸液関連反応、同種造血幹細胞移植(HSCT)の合併症、胎児毒性、および多発性骨髄腫患者におけるサリドマイド類似体とデキサメタゾンの併用療法にオプジーボを追加投与した際(十分に管理された臨床試験以外では非推奨)の死亡率の増加 1。詳細は原文リリースをご参照ください。
ブリストル マイヤーズ スクイブのがん領域コマーシャリゼーション部門シニアバイスプレジデントであるWendy Short Bartieは、次のように述べています。「今回の承認で、オプジーボを含む治療法は、消化器がん領域においては9個目の適応承認となります 1。私たちは今まさに、消化器がんの治療における免疫療法薬2剤による併用療法の変革の可能性を目の当たりにしています 2,3,4,5。MSI-HまたはdMMRを有するmCRCの患者さんは高いアンメットニーズに直面しており、オプジーボとヤーボイの併用療法は重要な新しいファーストラインの治療選択肢となります 2,3,4,5。このマイルストンは希望をもたらすものであり、より多くの患者さんに新たな治療選択肢を提供し続けるという当社の使命を支持するものです。 1」
グローバル大腸がん協会会長のNicole Sheahanは、次のように述べています。「結腸・直腸がんは、米国では男女合わせて3番目に多く診断され、がんによる死亡原因の第2位となっているがん腫であり、50歳未満の患者における罹患率の上昇傾向が懸念されています 6,7。結腸・直腸がんには、その罹患率の高さにもかかわらず、依然として高いアンメットニーズが残されており、新たな治療選択肢が早急に必要とされています 2,3,5,6,7。このたびのFDAの承認により、オプジーボとヤーボイの併用療法がMSI-HまたはdMMRを有するmCRCの患者さんにとって新たなファーストラインの治療選択肢となることを大変うれしく思います。 1」
オプジーボ単剤療法またはオプジーボとヤーボイの併用療法は、フルオロピリミジン、オキサリプラチンおよびイリノテカンによる治療後に病勢進行したMSI-HまたはdMMRを有する結腸・直腸がん成人および小児(12歳以上)患者の治療として迅速承認されていました 1。本日のFDAの承認は、CheckMate-8HW試験に基づき、オプジーボ単剤療法によるセカンドライン治療の適応から完全な承認へと移行し、オプジーボとヤーボイの併用療法によるファーストライン治療へと適応を拡大するものです 1。
CheckMate -8HW試験について
CheckMate -8HW試験は、MSI-HまたはdMMRを有するmCRC患者を対象に、オプジーボとヤーボイの併用療法をオプジーボ単剤療法または化学療法(ベバシズマブまたはセツキシマブとの併用または非併用によるmFOLFOX-6またはFOLFIRI)と比較評価する多施設共同無作為化非盲検第Ⅲ相試験です 8。CheckMate -8HW試験では、患者839例が、オプジーボ単剤療法群(オプジーボ240mgを2週間間隔で6回投与し、その後オプジーボ480mgを4週間間隔で投与)、オプジーボとヤーボイの併用療法群(オプジーボ240mgとヤーボイ1mg/kgを3週間間隔で4回投与し、その後オプジーボ480mgを4週間間隔で投与)、または治験担当医師が選択した化学療法群のいずれかに無作為に割り付けられました 8。本試験の2つの主要評価項目は、ファーストライン治療においてオプジーボとヤーボイの併用療法を治験担当医師が選択した化学療法と比較したBICRの評価によるPFS、および全治療ラインにおいてオプジーボとヤーボイの併用療法をオプジーボ単剤療法と比較したBICRの評価によるPFSです 8。
本試験は、全生存期間(OS)を含む複数の副次評価項目を評価するため進行中です。ブリストル マイヤーズ スクイブは、これらのデータおよび長期間の追跡調査結果の発表に向け、引き続き治験担当医師と連携してまいります 8。
CheckMate-8HW試験で得られた安全性プロファイル(抜粋)
CheckMate-8HW試験の安全性解析には患者288例が含まれ、そのうち200例がオプジーボとヤーボイの併用療法の投与を受けました 1。重篤な副作用はオプジーボとヤーボイの併用療法群の46%で発現しました 1。オプジーボとヤーボイの併用療法群の1%以上で最も多く報告された重篤な副作用は、副腎機能障害(2.8%)、下垂体炎(2.8%)、腹痛(2.0%)、下痢(2.0%)、小腸閉塞(2.0%)、肺炎(1.7%)、急性腎傷害(1.4%)、免疫介在性腸炎(1.4%)、肺臓炎(1.4%)、大腸炎(1.1%)、大腸閉塞(1.1%)および尿路感染症(1.1%)でした 1。オプジーボとヤーボイの併用療法群の20%以上で最も多く報告された副作用は、疲労、下痢、そう痒、腹痛、筋骨格痛および悪心でした 1。オプジーボとヤーボイの併用療法群の患者2例(1 %)に、心筋炎および肺臓炎を含む致死的な副作用が認められました(各1例) 1。副作用のため、オプジーボおよび/またはヤーボイは患者の19%で投与が中止され、48%で投与が延期されました 1。
結腸・直腸がんについて
結腸・直腸がん(CRC)は、身体の消化器系の一部である結腸または直腸に発生するがんです 9。米国では、2025年には107,000人以上が新たに診断されると推定されており、3番目に多く診断されるがん腫となっています 7,10。50歳未満の患者における罹患率が上昇傾向にあり、2000年代半ば以降、55歳未満の患者で死亡率が上昇しています 7。dMMRは、DNA複製時のミスマッチエラーを修復するプロテインが欠損または機能していない場合に生じ、MSI-Hの腫瘍が発生する原因となります 11,12。mCRC患者の約7%においてdMMRまたはMSI-Hの腫瘍が認められ、標準治療である化学療法では予後不良となる傾向があります 5。
オプジーボについて
オプジーボは、身体の免疫系を利用して抗腫瘍免疫応答を再活性化するPD-1免疫チェックポイント阻害薬です。がんを攻撃するために身体の免疫系を利用するオプジーボは、複数のがん腫において重要な治療選択肢となっています。
業界をリードするオプジーボのグローバル開発プログラムは、ブリストル マイヤーズ スクイブのがん免疫療法における科学的知見に基づいており、さまざまながん腫を対象に、第Ⅲ相試験を含む全段階において広範な臨床試験が実施されています。今日に至るまで、オプジーボの臨床試験プログラムには、35,000人以上の患者さんが参加しています。
オプジーボの臨床試験は、治療におけるバイオマーカーの役割、特に、一連のPD-L1の発現状況においてオプジーボが患者さんにどのようなベネフィットをもたらすかについて理解を深めることに役立っています。
オプジーボは、2014年7月に承認を取得した世界初のPD-1免疫チェックポイント阻害薬となり、現在、米国、欧州、日本および中国を含む65カ国以上で承認されています。2015年10月、ブリストル マイヤーズ スクイブは、オプジーボとヤーボイの併用療法において転移性悪性黒色腫の適応でがん免疫療法薬の併用療法として初めて承認を取得し、現在、米国と欧州を含む50カ国以上で承認されています。
ヤーボイについて
ヤーボイは細胞傷害性Tリンパ球抗原-4(CTLA-4)に結合する遺伝子組み換えヒトモノクローナル抗体です。CTLA-4は、T細胞の活性化を抑制する調節因子です。ヤーボイはCTLA-4と結合し、CTLA-4とそのリガンドであるCD80/CD86との相互作用を阻害します。CTLA-4が阻害されると、腫瘍浸潤エフェクターT細胞の活性化と増殖など、T細胞の活性化と増殖が促されることが明らかになっています。また、CTLA-4のシグナル伝達が阻害されると、制御性T細胞の機能が低下し、抗腫瘍免疫応答を含むT細胞の反応性が全体的に向上する可能性があります。2011年3月25日、米国食品医薬品局(FDA)は、切除不能または転移性悪性黒色腫患者の治療薬として、ヤーボイ3mg/kg単剤療法を承認しました。現在、ヤーボイは切除不能または転移性悪性黒色腫患者の治療薬として50カ国以上で承認されています。ヤーボイに関しては、複数のがん腫で、幅広い開発プログラムが進められています。
オプジーボとヤーボイの適応症および安全性情報について
米国でのオプジーボとヤーボイの適応症および安全性情報については、原文リリースをご参照ください。
ブリストルマイヤーズスクイブ:がん患者さんのより良い未来を目指して
ブリストル マイヤーズ スクイブは、「サイエンスを通じて、患者さんの人生に違いをもたらす」というビジョンを掲げています。がん研究で私たちが目指すのは、より良い健やかな日々をもたらす医薬品を患者さんにお届けすること、そして、がんの治癒を可能にすることです。私たちはこれまでも、さまざまながん腫において生存期間を改善してきました。その実績を足掛かりに、ブリストル マイヤーズ スクイブの研究者は、患者さん一人ひとりに合わせた個別化医療の新たな地平を拓くとともに、革新的なデジタルプラットフォームによって得たデータをインサイトに変え、研究の着眼点を明らかにしています。ヒトの生物学と疾患の関係に対する深い知見、最先端の技術および独自の研究プラットフォームにより、私たちは、あらゆる角度からがん治療にアプローチします。
がんは、患者さんの人生のさまざまな場面に深刻な影響を及ぼします。ブリストル マイヤーズ スクイブは、診断からサバイバーシップまで、がん治療のすべての側面に違いをもたらすべく尽力しています。がん治療のリーダーである私たちは、がんと闘うすべての人々の力となり、より良い未来を築くべく取り組んでいます。
ブリストル マイヤーズ スクイブと小野薬品工業の提携について
2011年、ブリストル マイヤーズ スクイブは、小野薬品工業と締結した提携契約により、当時、小野薬品工業がすべての権利を保有していた北米以外の地域のうち、日本、韓国、台湾を除く世界各国におけるオプジーボの開発・商業化に関する権利を獲得しました。2014年7月23日、ブリストル マイヤーズ スクイブと小野薬品工業は、この戦略的提携契約をさらに拡張し、日本、韓国、台湾のがん患者さん向けに複数の免疫療法薬を単剤療法および併用療法として共同開発・商業化することを合意しました。
ブリストル マイヤーズ スクイブについて
ブリストル マイヤーズ スクイブは、深刻な病気を抱える患者さんを助けるための革新的な医薬品を開発し、提供することを使命とするグローバルなバイオファーマ製薬企業です。ブリストル マイヤーズ スクイブに関する詳細については、BMS.com をご覧くださるか、LinkedIn 、X 、YouTube 、Facebook および Instagram をご覧ください。
将来予測に関する記述の注意事項
本プレスリリースは、特に医薬品の研究、開発および商業化について、1995年米国民事証券訴訟改革法に定められている「将来予測に関する記述」を含んでいます。歴史的事実ではないすべての記述は、将来予測であると見なされるものです。そうした将来予測に関する記述は将来の業績、目標、計画および目的に関する現在の予想および予測に基づくものであり、今後数年間で予測が困難あるいは当社の支配下にない遅延、転換または変更を来たす内的または外的要因を含む内在的リスク、仮定および不確実性を伴い、将来の業績、目標、計画および目的が、本文書で記述または示唆されている内容と大きく異なる結果となる可能性があります。これらのリスク、仮定、不確実性およびその他の要因には、特に、オプジーボ(一般名:ニボルマブ)とヤーボイ(一般名:イピリムマブ)の併用療法が本プレスリリースに記載された追加の適応症で商業的に成功するかどうかは不明であるという点、販売承認を取得したとしても、その使用が著しく制限される可能性、またそのような適応症での併用療法の承認の継続が検証試験における臨床的有用性の証明および記載を条件とする可能性が含まれています。将来予測に関するいかなる記述も保証されるものではありません。本プレスリリースの将来予測に関する記述は、ブリストル マイヤーズ スクイブの事業と市場に影響を与える多くのリスクおよび不確定要素、特にブリストル マイヤーズ スクイブの2024年12月31日に終了した事業年度通期報告書(Form 10-K)、その後の四半期報告書(Form 10-Q)および当期報告書(Form 8-K)など、当社が米国証券取引委員会に提出した報告書にリスク要因として記されている不確定要素と共に評価されるべきです。本プレスリリースに記載された将来予測に関する記述は、本プレスリリースの発表日時点での予測であり、準拠法で特段の定めのない限り、ブリストル マイヤーズ スクイブは、新たな知見、今後の出来事等に因るか否かを問わず、一切の将来予測に関する記述について、公に更新または修正する義務を負うものではありません。
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