2026.02.27
医薬品

SGLT2阻害剤「フォシーガ®錠5mg、10mg」の日本における流通・販売移管および共同販促終了のお知らせ

 小野薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:滝野 十一、以下「当社」)は、本日、アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:堀井 貴史、以下「アストラゼネカ」)とAstraZeneca UK Limited(所在地:英国Cambridge、President:Tom Keith-Roach、以下「AZUK」)との間で締結した日本における選択的SGLT2阻害剤「フォシーガ®錠5mg、10mg」(一般名:ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物、以下「フォシーガ」)についての販売および共同販促に関する契約(以下「当該契約」)について、当社が日本において行っている流通・販売をアストラゼネカに移管し、当社との共同販促活動を終了することに合意した覚書を2026年2月27日に締結したことをお知らせします。

  1. 当該契約終了の理由

     2013年12月に締結した当該契約に基づいて、2014年3月に日本国内での製造販売承認取得以降、当社が流通・販売を担い、当社とアストラゼネカの両社で販促活動を行ってきました。しかし、2型糖尿病の適応症に対する2025年12月の後発品の発売など、市場環境の変化を鑑みて契約当事者間で協議を重ねた結果、当該契約を終了することで合意しました。

  2. 当該契約終了の内容

     今後、所要の手続きを経て、2026年3月31日に当該契約は終了し、当社が日本において行っている流通・販売および販促活動はアストラゼネカが単独で実施します。今後、当社とアストラゼネカ両社は円滑な移管に向けて協力するとともに、移管までの期間における安定供給、製品情報の提供および収集、適正使用の推進を継続してまいります。

  3. 販売移管の対象製品

    フォシーガ®錠5mg
    フォシーガ®錠10mg
    フォシーガは選択的SGLT2阻害剤です。2型糖尿病、1型糖尿病、慢性心不全、慢性腎臓病に対する適応を有しています。

  4. 終了する当該契約の相手先の概要

    <アストラゼネカ株式会社の概要>
    名称 アストラゼネカ株式会社
    所在地 大阪市北区大深町3番1号 グランフロント大阪タワーB
    代表者の役職・氏名 代表取締役社長 堀井 貴史
    事業内容 医療用医薬品の開発、製造および販売
    資本金 20億円
    設立年月日 1975年4月11日
    当該会社との関係 資本関係:なし
    人的関係:なし
    取引関係:フォシーガにかかる日本での流通・販売提携および共同販促
    <AstraZeneca UK Limitedの概要>
    名称 AstraZeneca UK Limited
    所在地 1 Francis Crick Avenue,
    Cambridge Biomedical Campus,
    Cambridge, CB2 0AA, UK
    代表者の役職・氏名 Tom Keith-Roach, President
    事業内容 医療用医薬品の開発、製造および販売
    資本金 非開示
    設立年月日 1998年11月26日
    当該会社との関係 資本関係:なし
    人的関係:なし
    取引関係:フォシーガにかかる日本での流通・販売提携および共同販促
  5. 日程

    当該契約の終了に係る覚書の締結日 2026年2月27日
    当該契約終了日 2026年3月31日
  6. 今後の見通し

    • 当社の当期業績に与える影響につきましては、軽微であると見込んでおります。
    • 当社におけるフォシーガの売上収益は2026年4月1日以降発生いたしません。
      2026年3月期での年間売上予想は800億円(2026年3月期第3四半期決算時予想)。
    • フォシーガ単品の営業利益に関しては非開示とさせていただいておりますが、2025年12月に後発品が発売されていることもあり、2027年3月期売上収益における営業利益への影響は限定的と想定しています。
    • 当社の2027年3月期業績における影響の詳細は、2026年3月期決算発表時に業績予想に織り込み開示する予定です。